令和6年5月25日(土)13時よりひとまち交流館京都にて、総会が行われ、その後、「総領事様を囲んで」タイ王国大阪総領事館 総領事 アッカラポン・チャルームノン様にインタビューする時間を設けました。

 

参加者のJさんの講評です。

 

(1)総領事ご講演

いつも機知に富んだお話で楽しく拝聴しています。

その中に、タイについて自分でも不思議に思っていることや魅力に感じるところについて、なんとなくその答えではないかと思える言葉をいただいて、自分自身のタイへの理解だったり感情だったりが、深まっていくような気がします。

 

前回、高校生派遣事業報告会で大切にされている言葉として、「与えることに限りはない」การให้ ไม่มีสูงสุด(で合っていますか?)

とおっしゃったことが、とても印象に残りました。

私もタイを思う時、直接お世話になった方々だけでなく、いつも何か恩義のようなものを感じます。

なぜだろうと思っていましたが、「与えることに限りはない」という言葉は、一つの答えのように思いました。

そういう言葉がある社会というのが。

与えることに限りはない、けれど、みんな自分の時間を持っていて、人生に一生懸命で、私が出会ってお世話になったタイの人たちはみんな、本当にそういう方たちなのです。 

今回は、「流れ」?????という言葉です。何度もお聞きしたので、この講演のなかで覚えることができました(笑)

タイにとっての日本の存在感は、中韓に比べたらどんどん薄れているのではないかと、日本に住んでいる日本人の自分でも感じています。

日本の中で、タイも含め中韓、アジアの存在をより大きく感じるようになったのと反比例して。

身近な例でいうと、親しいタイ人友人の友人(時々しか会わない)は、いつも私たちを韓国人と勘違いして聞いてきます。彼女は韓流好きなので、とりあえず色白のアジア人というと韓国のようです。

友人の高校生の娘さんも、ホームステイで我が家に来てくれた子たちも、みんな好きな歌手を尋ねるとKポップのファンでした。

ちょっとしたところで、もう「ドラえもん」と「サザエさん」(よくて「NARUTO」)は古いのだなと感じるのでした。

それで、当のタイの方はその変化をどう捉えているのかというと、「世界の流れに乗る」

その流れの中で日タイの交流を深めるには、「今、できる最善を尽くす。今の自身の価値を見てもらう」

とおっしゃっていたのが、いかにもタイらしいな、と感じました。

コンシン先生も生徒のスマホ使用について「流れに逆らわないで、受け入れる。受け入れて、有効に使う方法を探る」とおっしゃっていましたね。

柔軟さと芯を持っている強さ(不易ということでしょうか)なのかなと…

 

協会の講演でいろいろなタイの方、タイに関わる方のお話を聞くにつけて、自分がタイに持っているふわふわした感覚が、少しずつ形になっていくような気がしています。

「なぜそんなにタイに魅力を感じるのか」ずっと、明らかにしたいと思っている謎です。

いろいろな角度でその謎に近づいていける機会をいただけてうれしいです。

いつもありがとうございます。

 

質問の概要です。 

<タイと日本の関係について> 菅谷

①総領事に着任される前と後とで、日本に対する印象は変わりましたでしょうか。

②最近の日本タイの関係についてどう思われているか?

<日タイ、若者の魅力ある交流> 駒形

①日本の若者が今以上にタイに興味を持ち、あるいはタイの若者が今以上に日本に興味を持ち、互いの交流を深める為にはどのような活動が必要でしょうか。

②タイから日本への留学生は2022年度で2,959人でコロナ前の2019年は3,847人でした。ベトナムからの留学生(37,405)、ミャンマーからの留学生(3,813)の方が多くなっています。タイ人の留学先として日本はどのように捉えられているのか。また、タイの若者たちの中で、文化面で(他国と比べて)日本はどう見られていますか?

<総領事館へ> 小岩

①総領事に着任されて一定期間がたちましたが、あえて今何について最も取り組みたいとお考えでしょうか。

 

②当協会に期待されることがあれば改めてお教えください。

 

(2)「日本タイ教育交流協会ヒストリーその一」 NPO法人日本タイ教育交流協会      代表 木村 滋世様です。

 

総会は素晴らしい内容で感動しました。

木村先生のヒストリー、序章も次が待たれる余韻が残りますね😃

 

サヌッ、サバイ、マイペンライ❗️私も人生そうありたいと、思います😃心が軽くなります❗️

 

 

第2部が楽しかったです。先生同様、私も初めて行ったタイのスローライフに魅了され20年もタイと付き合う事になりました。また、スタディツアーに参加した学生が帰国後にモチベーションが上がる理由も目から鱗でした。将来の夢があるかないかですね。日本の学生に明確な夢はなくオンライン授業の自己紹介でも「夢はありません、将来はわかりません」と答える学生が大半です。

 

 (3)「タイの現場から~現状、思い、協会への期待など」オンライン 

         ・ムクダウイタヤヌンクン学校      15:3015:45

       ・ブンワッタナー学校                  15:4516:00

        ・ウタラデット・ダルニー学校         16:0016:15

 

        ・サマッキー・ウイタヤコム学校        16:1516:30 

(3)「タイの現場から~現状、思い、協会への期待など」オンライン  15:3016:30

   ・ムクダウイタヤヌンクン学校(木村)     15:3015:45

     相手教員(ベンツ先生、エン先生)

   伺うこと「①日本語スピーチコンテストでの取り組み

②新学期になって、日本語を学ぶ生徒は、何人くらい?

        ③日本語教育での課題はなにか?

④日本語を教えるにあたり、私たちの協会に期待すること。

        ⑤その他

 

・ブンワッタナー学校(駒形)                 15:4516:00

     相手教員(カタイ先生、        )

   伺うこと「①日本語スピーチコンテストの取り組み

②新学期になって、日本語を学ぶ生徒は、何人くらい?

        ③日本語教育での課題はなにか?

④日本語を教えるにあたり、私たちの協会に期待すること。

         ⑤その他

 

 ・ウタラデット・ダルニー学校(篠)          16:0016:15

     相手教員(アン先生、テウ先生、ノット先生 )

   伺うこと「①日本語スピーチコンテストの取り組み

②新学期になって、日本語を学ぶ生徒は、何人くらい?

        ③日本語教育での課題はなにか?

④日本語を教えるにあたり、私たちの協会に期待すること

        ⑤その他

 

   ・サマッキー・ウイタヤコム学校(佐々岡)     16:1516:30 

相手教員(ネーン先生、マーチ先生 )

   伺うこと「①日本語スピーチコンテストの取り組み

②新学期になって、日本語を学ぶ生徒は、何人くらい?

        ③日本語教育での課題はなにか?

④日本語を教えるにあたり、私たちの協会に期待すること

        ⑤その他

ポイント(現地の日本語教育の状況/我が協会とのコラボ/日本語学科設置校への支援/

 

雑誌等教材の収集と送付など)

 

第3部では、懐かしいテウ先生が日本人に来てくれとリクエストがあったので、私で良ければ行ってみたいと思います。また、日本文化を紹介して欲しいとリクエストがありました。私が現地でやっている茶華道、紙芝居、香道、勾玉作り等少しは役立っているのかもしれません。タイでの日本のプレゼンスの低下による日本語を専科とする学生が少なくなっているのは現地でよく聞きます。(第3部の現地報告では、増えたようですが、先生が関わっていらしゃるからだと思いますが)解消するために、トレンドを取り込みスマホを活用すること、価値はおかねだけではなく、自分の好きな事をすること(領事のような保護者がタイでも増えると良いのですが)と領事がお答えしていましたが、その通りだと思います。

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